青空とビールとトイレと音楽

夏フェス参戦について振り返ったり準備したりレポしたりする予定のブログです。

FUJI ROCK FESTIVAL 2014参戦レポート8 ~SUMMER NUDE編~

4日目は5時に起床。

 

テント内の荷物をまとめて、9時20分にはテントをたたんでキャンプサイトを脱出。

近い、近すぎる駐車場に再び感動しつつ、荷物を車へ積んで10時には会場を後にした。

 

最後にいつも通り群馬県の道の駅で温泉に入って、リストバンド外して、そばとビールで乾杯して、全4泊5日の行程をすべて終了。

 

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さて、今年のフジロック

 

 

楽しかった。一言でいえば楽しかった。

 

 

それはなぜか?これは4泊5日のキャンプ生活を連れのみんなと過ごす一体感が半分くらいを占めるのかもしれない。

これはフジロックの特異性なのかもしれない。音楽フェスの域を超えた感動がそこにはある。

 

だが純粋に音楽だけで見るとどうか?

 

 

実は今年は見たいアクトがそれほどなかった。

 

 

それでも、予習しているうちに見つかるかなーと思ったのだが、いまひとつピンとこなかったのが正直なところ。

 

今年のアクトの中で一番自分が盛り上がったのが、

 

1日目:MIYAVI

2日目:The Bloody Beetroots

3日目:OZOMATRI

 

なのであり、うーむ、音楽的にはなんかフジロック満喫できてなくね?という印象をぬぐえなかった。

 

これはフジロックのせいではなく、自分のせいだと思う。ちょっと、音楽の趣味の範囲がここにきて広がりをみせてないなーと。いろんなジャンルに感動できていないというか。。連れの音楽の見識の広さに感心すると同時に、なんかなー、俺そこまでなー、という印象をぬぐえなかった。

 

数年前からサマソニ~フジと常に夏フェスとともに夏を過ごしてきた自分だが、ここにきて本当にフェスとの付き合い方を見直す時が来たのかもしれない。

 

 

どうしよっかなぁ、来年。。。

 

 

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森クミもびっくりなんだけど、長寿会のOBって、霊的なもの?

 

 

FUJI ROCK FESTIVAL 2014参戦レポート7 ~ステーキな夜編~

16時30分、ホワイトステージでÁSGEIRを。

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ベジータではない

 

それほどサプライズもないCD通りの演奏といったところか。途中Darwin Deezとか乱入して意味なく踊ればいいのに。とか思った。ただ曲はいいので癒される。雨の一日の中、一瞬晴れてきてひと時のピースフルな空間となった。

 

そこから多少時間があったため、苗場温泉(\500)で回復を図る。アップルジュース(¥160)をぐびり。ここで驚いたのだが、キャンプサイト入口の簡易トイレが洋式水洗だったこと。ゆっくりと用を足し、万全の準備を整える。

 

18時40分、オアシスでプリンスホテルのビーフステーキプレート(¥1300) を。値段も値段なため大変おいしゅうございました。

 

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苗プリのコックが真剣なまなざしで火加減を見守る

 

 

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このしずる感

 

 

19時20分、グリーンステージでTHE FLAMING LIPSを。

着ぐるみたくさん、絵本っぽい世界観たっぷりなステージ。予想通りスローテンポでその雰囲気にひたってくださーいっていう感じの演奏なんだが、いまひとつ盛り上がりに欠けた印象。せっかくのぴょんぴょん飛び跳ねられる定番曲Race for the prizeもわざとスローになってたり、シンセの高音の鳴りがイマイチだったりして盛り上がらなかった。

 

何気にこの日、フレミのバンドTで臨んだんだけどなぁ。。

 

21時30分、雨もやまない様子なので、思い切ってヘッドライナーのJack Johnsonモッシュピット脇の前方エリアで鑑賞。

大トリだからと言ってなにも気負うこともなく、いつも通りのリラックスしたステージング。バナナパンケーキとか、Better Togetherとかもやってくれて満足。定番曲はやっぱり盛り上がってた。盛り上がり過ぎてディープキスかます外人カップルとかもいた。うざかった。まぁあれだ。外人にしてみれば小田和正が目の前で演奏してるくらいの感動なのだろう。カンチとリカがSEXし始めなかっただけでも大目に見なくてはならない。

 

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 この左でぶちゅーってしてます

 

23時15分、なんやかんやJackを最後まで堪能した後、レッドマーキーのBaffalo Daughterへ移動。ジャックコーラ(\600)を片手に3列目でじっくり鑑賞。ドラムはZAZENBOYS松下敦!贅沢。サウンドもキレキレでした。とか書いてみるが、ドラム以外イマイチよくわかんなかったっすねー正直。

 

23時50分、オアシスでチキンバジル(\600)とシンハービール(\500)をいただき、グリーンのクロージングthe poguesへ。

 

雨はまだ降ってますよ、ということと時間帯も相まって椅子でまったり鑑賞したら軽く死ねる寒さ。踊りますよ、もう。椅子で疲れた様子だった連れも無理やり立たせてステージ後方で電池切れ寸前のフラワーロックみたいに揺れておりました。

 

25時30分、poguesも最後まで堪能し、最後の食事にともち豚串、ビールセット(\1000)を購入し、小雨の降るキャンプサイトで連れと四人最後の晩餐。

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各自今回のフジのハイライトを語り盛り上がる中、この3日間で一番斬新だったアクトがMIYAVIだったなんて言えやしない、言えやしないよ。。

 

でも今年はお腹は壊さなかった。良かった。

 

 

 

 

 

FUJI ROCK FESTIVAL 2014参戦レポート6 ~顎が痛い編~

 3日目は7時に起床。

歯磨きして、苗場に来て初のウンコもかました。

 

9時30分、テントにてカップラーメンの朝食。今日は雨の予報のため焦ってグリーンにベースを作る必要もない。ゆっくりと一日をスタート。

 

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アウトドア効果で普段の三割増しうまい麺づくり

 

11時、予報通りの雨の中、グリーンステージでOZOMATRI。

前回のフジロックで、雨の時は前方で踊らないと寒くなってきて辛いのがわかっていたため、予習はまったくしていないバンドだがモッシュピット近くまで向かう。

演奏が始まってみて、これが予想以上に面白い。多国籍ミクスチャーとのことで、ラテン調のリズムをベースに、管楽器やらアコーディオンやらがのっかって踊れる踊れる。

 

途中、踊りすぎて雨なのに喉が渇き、ハイネケン(\600)をぐびり。前方で踊り続けていると、だんだん仲間(知らない人)が踊りの輪に加わってきて、一緒に変なおじさんダンスを踊ったりとやりたい放題。みんなでぐるぐる回ったり、オクトーバーフェストで浮かれる大学生ばりのテンションで雨をやりすごした。

 

12時30分、そのままグリーンでBeginを。

小雨になっていたので後方のベースでまったりと鑑賞。おじい自慢のオリオンビールやら、おばあ自慢の爆弾鍋やら、お姐自慢の黒執事やらを堪能する。MCもゆるくて、乙なひととき。

 

14時、ホワイトステージででHEARTBREAKSをチラ見しつつ、フィールドオブヘブンへ。昼食に、初めてルヴァンの天然酵母パン、チーズフランス(\400)を。だけど焼きたてじゃないので固い固い。

 

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顎を鍛えたい人がダンベル的に食べるものだ。これは。

 

その後は定番、さくら組のピザマルゲリータ(\1500)を連れと三人でシェア。安定のもちもち感で顎の調子を取り戻す。

 

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14時20分、そのままヘブンでオーサカ=モノレールをチラ見し、最奥地のカフェ・ド・パリを目指す。残念ながらステージはいっぱいだったので、BUSKER STOPで見知らぬフォークシンガーの歌を二曲ほどきいて退散。カフェドパリって、いつも意外に混んでるけどどういう人がいるの?なんか、オーガニック系の人?それとも小学校で飛行機倶楽部だったみたいなアウトローな人?

 

15時10分、オレンジコートにてTRIM。

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村上ポンタのドラムを聞けてよかった。かなり大人なムードであったが、若き日の笑福亭鶴瓶の生まれ変わりみたいな爆弾頭女性ボーカルの世界観に長時間浸っているのが辛く、数曲でホワイトへ向かう。途中、ATOMIC CAFEでブラフマンのトシローとtoeの山嵜氏の弾き語りを二曲ほど。

 

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トシローの元カノは原発のドタバタの中で亡くなったとか。そっか。だから今のこのスタンスなんだね。辛い思いしたんだね。。とか思ったけど、、でも元カノかー、なんか元カノってのがひっかかる。このリア充感がどうもなー、うーむ、ATOMIC。うーむ。

 

 

FUJI ROCK FESTIVAL 2014参戦レポート5 ~真夜中にピークを持っていく編~

21時、キャンプサイトを後にし、再びグリーンステージへ向かう。夜ごはんは鮎の塩焼き(\500)とハイネケン(\600)。

 

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よく見るとなんかグロい

 

 

21時30分、グリーンステージでARCADE FIREを。

 

…見に行ったのだがベースキャンプに誰もいない。。一人寂しく鮎をむしゃむしゃしながらリフレクターを聞き、揺れる。うむ、寂しい。これがフェスなのに一人でテントで寝るという独断行動をとった罰なのか?自問自答しながら鮎を頭まで食らう。

 

排尿したくないのでビールはちびりちびり。冷え行く鮎を片手にビールをちびりちびりするその姿はもはや金のない競艇場のオヤジの様相。

 

さて、アーケーズ自体はというと、これぞグリーンのトリ!という感じのどっしりしたステージング。曲をあまり知らない自分でも飽きずに堪能できたヨ。

 

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25時、ベースをオアシスに移し、いよいよ本日のお目当て、レッドマーキーのThe Bloody Beetrootsを見に行く。

 

アーケーズで一度はオーガズムを迎え、満足そうにオアシスで飯を食らう連れを「ビートルーツは最初が肝心なんだ!あんたら!行くよ!」と鼓舞しマーキーへ。2時間寝たアドバンテージを最大限活用して少数精鋭(さすがに全員はついてこなかった)の連れとともに鬼退治へ向かう。

 

深夜ながら結構賑わっているマーキー。変態仮面軍団も登場し盛り上がる中、一曲目は期待を裏切らずに「Spank」から。この時点でいつぞやのBOYS NOIZEを上回るテンションで連れと狂気乱舞。周囲の外人も引くぐらいのテンションとなり、我々一体の回りだけ若干スペースができるほどだった。

途中ジャックコーラ(\600)で給水し、深夜に1時間ちょっと踊りまくり。静かになってから盛り上がってきてガッツリと4つ打ち、みたいなのが延々ループするのだが、その中でも途中でプレスリーばりの往年ロックな演奏を絡めてきたり、メタル調のリフを鳴らしたりと音のバリエーションもあって、いつまでも踊らされる。何度もイカされてうれしいのかしんどいのかわからないAV女優の気持ちとはこういうものなのだろうか?薄れゆく意識の中でそんなことを思う。

 

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狂ったように踊っていると、近くで見ていた男性もこの狂ったダンス集団に参加してきた。その人も背が180cmくらいだったか?私は174なのだが、連れはみな180cmくらいのどでかい連中の中だったので、その中で奇声を上げながらモッシュダンスするのも一興だった。なんかスケボーキングの真ん中の人みたいな気分だった。

 

 最後に途中仲間になった人とハイタッチしたりとか。普段しないなー。ハイタッチ。本当、見知らぬ人とハイタッチしに来てるといっても過言じゃない。フジロック

 

死にそうになりながらマーキーを後にし、ポカリ(\200)で給水。

 

しばらくオアシスで放心し、さすがに眠くなってキャンプサイトへ戻った。

夜食に場外でおにぎり豚汁セット(\800)を買ったり。これがまた、お母さんが受験生に向けて作ってくれたThe 夜食という感じでうまかった。

 

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結局今年も暴飲暴食気味だ。

 

27時50分、就寝。私にしてはよく頑張った一日だった。

 

 

 

 

FUJI ROCK FESTIVAL 2014参戦レポート4 ~もう一つの初体験編~

2日目は6時に起床。喉がほんの少しだけやられてる気がしたので風邪薬を飲んだ。

 

9時のオープンとともにグリーンステージにベースキャンプを構える。土曜日だけ参戦の連れ3人と合流し、ビール(\600)で乾杯したり、記念写真を撮ったりして過ごす。朝ごはんは、かすうどん(\600)にしたが、まぁ、社食の味?。ポカリ(\200)もぐびぐびして体調管理にも余念なし。

                                

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11時、グリーンステージでTHE HEAVYを。

ベースのブリブリ具合が好きだった。結構分厚い音。やっぱり、ボーカルが黒人って反則ではないか?フジファブリックとかも黒人のボーカル入れれば新たな扉が開けると思う。

 

12時30分、グリーンステージでウルフルズを。

初っ端からガッツだぜ!で始まるフェス向けセットリスト。最新アルバムから聞きたかった「ヒーロー」も聞けて満足。フジロックのメインの客層と、ウルフルズが売れてた頃の年代ってかなりかぶってるんだと思う。お客さんも皆満足そうだった。なんかね、CDTVとかが中継しててもおかしくない感じっていうか。

 

13時40分、連れと6人でドラゴンドラへ(¥1500)へ。今年は手を振るのもそこそこに、ゴンドラに数回訪れる「チンさむポイント」でうわーってなるので盛り上がった。

 

 

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急上昇、急降下のチンさむポイントは2度ほど訪れる。

 

ゴンドラ頂上は相変わらず天国の様相。今年はラジオ体操はやっていなかったので芝生でシャボン玉したりしてのんびり過ごした。

ビール(\600×2)を飲んでご満悦。

 

15時30分、下山してもち豚丼(\600)とハイネケン(\600)の昼食。このタイミングでオアシスのInterFMエリアで、3日目に見たかった「BARBARELLA'sBANG BANG」がゲスト出演していて、聞きたかったGypsy eyesを演奏していた!のでラッキーとばかり聞いた。

 

15時50分、グリーンステージでTravisを。

ボーカルが玉手箱を開けてしまった浦島太郎みたいになっていてバビッたが、セトリはベスト版な構成で、聞きたかった曲も聞けて満足だった。けど、最後の方まったりしすぎて寝ちゃいました。すいません。

 

17時40分、苗場温泉(\500)で回復。湯上りにはカフェオレ(\160)。お腹がXXになるのでもう絶対アイスは食べない。

 

さて、この日は一番見たいアクトが夜中に出演だったので、ここで意を決してテントへ戻って仮眠をとることに。途中キャンプサイト下のカフェでアイスコーヒーとドーナツのセット(\700)を買う。ドーナツはパッサパサでかなり残念な味だった。

 

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かなり見かけ倒しだったドーナツと実際はUCCのアイスコーヒー

 

人気のないキャンプサイトは涼しく、寝るには快適だったがいかんせんマーキーやグリーンから流れてくる音がうるさくて安眠できない。だが横になってうとうとするだけでも価値があるとばかりにAMラジオを聴きながらふて寝をかました。

 

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人気のないキャンプサイトで英気を養う

 

 

 

FUJI ROCK FESTIVAL 2014参戦レポート3 ~初めてのオールナイトフジ編~

16時半、ホワイトステージでFIRST AID KITを。

TEMPLESを見ても良かったのだが、連れが皆大絶賛していたのでこちらを見ることにした。キャワスな金髪美女二人の美声を脇で座りながら堪能。私はなんといわれようが向かって右のギターの子を推す。

 

17時30分、グリーンステージに戻りFOSTER THE PEOPLEを。

その人気の高さにびっくり。

 

18時40分、レッドマーキーでBOMBAY BYCYCLE CLUBをチラ見して、オアシスでジントニック(\500)を買ってタンプラーに注ぎ、ちびちび飲みながら電気を待つ。

 

19時20分、グリーンステージで電気グルーヴを。

圧巻のステージングとセットリストであった。個人的にはNothing’s gonna change とシャングリラのイントロを聞いた時が一番高まった。N.Oを連れと大合唱して大団円。

 

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21時、踊り疲れてホワイトへ向かう気力がなくなり、トイレにいったりしていったん休憩。

 

なお今年グリーンステージから一番近いトイレ(入場ゲート入ってすぐ)の混み具合はそれほどでもなかった。グリーンで演奏中ならほとんど並ばず用を足すことができた。グリーンで演奏が始まる直前とかは混むので、頻尿の私はだいたい演奏中に途中こっそり抜けて用を足していた。

 

オアシスでトマト鍋チーズトッピング(\700)とウィスキーコーラ(\500)を買ってグリーンステージでもさもさ食す。味はまぁ、特筆すべきものはないというか。。

 

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21時半、グリーンステージでFRANZ FERDINANDを。

まぁ、王道のロックバンドですよね。

 

22時20分、ホワイトステージへ向かう。

BASEMENT JAXXは盛り上がっていたがドカ混みしていて居場所がない。いつぞやのレッドマーキーで電気やった時のいやな予感がフラッシュバックする。もうちょっと見たかったが人が溢れかえってきたところでオレンジコートへ移動した。

 

23時20分、オレンジコートに到着。3年目にして初のオールナイトフジ参戦にテンションも高まってくる。人も少なくていい感じだ。

景気づけにスペアリブ単品(\600)とハイネケンの缶Ver(\500)を買ったらスペアリブがバリうまくてびっくりした。

 

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真夜中の飯シリーズ2 オレンジコートにもうまいものってあるんだなと思った。

 

そんな風にして椅子でまったりしつつ、ようやくORBが始まった頃、後ろを振り返ると大量の人、人、人。BASEMENT JAXXで踊り狂った猛者どもの群れが大移動してきたようで、あっという間に出店もトイレも人の渦である。

 

「酒も買えねーよー」

 

「どうしよっか?」

 

「・・・帰ろ・・」

 

酒も買えない、トイレもいけないという、踊り明かすには最悪の環境と化したオレンジコートに留まる気力もなく、キャンプサイトへ帰還。

 

初のオールナイトフジは1時間で終了と相成った。チーン。

 

15時40分、テントに到着。椅子でまったりと語る連れの体力に感心しつつ、すぐに寝入った。

 

FUJI ROCK FESTIVAL 2014参戦レポート2 ~正しい川遊びのかたち編~

初日は7時に起床。連れにコーヒーを淹れてもらい優雅に一服。

 

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昨夜飲みすぎて若干の二日酔いになりさっそくバファリンを服用していたことは秘密だ。

 

8時40分、入場列に並び、入場。連れの二人がダッシュでグリーンステージ後方の木陰の場所をゲットしてくれる。

 

オアシスエリアでジャスミンタイのレッドカレー(\600)とハイネケン(\600)をいただく。

腹は満たした。いざ出陣!

 

そして向かうは苗場温泉(\500)。ライブよりまず風呂、風呂。これが3年目の余裕というものなのか、単なるヘタレなのかはわからない。

なお、タオルの貸し出しが完全になくなっていたので来年以降行かれる方は注意されたい。

 

11時30分、グリーンでROUTE17をチラ見してマーキーへ。

THE BERMONDSEY JOYRIDERSというイギリスのパンクバンドを見る。ボーカルギターのがなり声がツボだった。

 

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 日中ガラガラのレッドマーキー、私は嫌いじゃない。

 

12時40分、ホワイトステージに向かう。途中、ところ天国で足を冷やす。この場所が、憩いの場の少ないホワイトステージ近辺屈指の回復スポットなのだということを3年目にして知った。

ここにたむろするヒッピー風の不良外人と、ヒッピー風の大学生orフリーターズとの絡みを見るのもまた一興。

川にロンゲを浸しつつ、最終的には水浸しにされ寒い寒いという男(ロッチの中岡風)と、それを盛り上げるクワバタオハラ予備軍のビッチ女子たち。きゃーきゃー言いながら楽しそうだ。一瞬わからなくなるが、ここは高田馬場の居酒屋か?

 

それを遠目に見る、容姿端麗だがどことなく金のなさそうな不良外国人たち。お互いがちょっと水を掛け合ったりというトレンディドラマ風な光景が一瞬見えたりもしたが、深入りすることはない。日米関係の縮図ここにあり。

 

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13時、ホワイトステージでMIYAVIを。

CDより全然かっこよくてびっくり。ドラムとギターボーカルと打ち込みという構成なのだが、全然薄っぺらい感じがしない。軽い感じのスネアの跳ね具合も気持ちよく、超絶テクのスラッピングギターと相まってなんだか新しい音楽のジャンルを見せられた気がした。

途中、サンプラーで自分の演奏をループさせて重ねるところとかもいちいちツボだった。

音楽ファンの方々に全力で謝りたいが、3日通して、新たな音楽の息吹を感じたのはここがMAXポイントでした。

 

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 What’s My Name?のイントロでおしっこ漏れそうになりながら踊りまくりました。

 

14時20分、フィールドオブヘブンの太陽食堂で、今回もっとも気になっていたフェス飯のジェノバパスタ(\600)とビール(¥600)をいただく。

 

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バジルソースが麺によく絡んでおいしゅうございました。

 

14時半、フィールドオブヘブンでDACHAMBOを。

大変グルービーな演奏でしたが太陽の照り付けるヘブンにて、お腹いっぱいだったこともあり途中立ち寝してしまったことをここに懺悔しておく。

 

15時40分、ポカリ(\200)で水分を補給し、再度ところ天国へ。こうしてみると休んでばかりのフェスである。